【展示】荒木由香里 個展「Talkative happy colors」
アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2024年01月21日(日) - 02月16日(金)
アーティスト荒木由香里の作品展を2024年1月21日(日)~2024年2月16日(金)の期間で銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前にて開催いたします。
荒木由香里は1983 年三重県生まれの美術家です。既存の何かであるものを素材に、あらゆる物を手繰り寄せ、それぞれの特徴と美を抽出し、着彩をしないでアッサンブラージュします。作品の大小のサイズを問わず、彫刻的視点を用いて様々な物が空間的に再構築されています。
個展「Talkative happy colors」はそれぞれ独立した作品による空間インスタレーションです。 様々な物が作品として生まれ変わるように、空間にも関わります。彼女の豊かな想像力によって生まれ変わった作品による華やかで楽しく力強く高揚する展示をご高覧ください。
[アーティストステートメント]
私の制作は、物、空間、言葉と出会うことから始まります。身の回りにある装飾品や日用品、玩具などかつて何かであったもの、誰かの想いや考えが反映されたもの、場所を旅して時を経たものなど、色、素材、用途、先入観、イメージ、全て受け入れその素材を寄せ集め、出会えた感動を大切に再構築し、新たな意味を手繰り寄せて物や空間と対話するように制作します。
私の制作は、物、空間、言葉と出会うことから始まります。身の回りにある装飾品や日用品、玩具などかつて何かであったもの、誰かの想いや考えが反映されたもの、場所を旅して時を経たものなど、色、素材、用途、先入観、イメージ、全て受け入れその素材を寄せ集め、出会えた感動を大切に再構築し、新たな意味を手繰り寄せて物や空間と対話するように制作します。
手法としてはアッサンブラージュです。着彩はせずにそれぞれの物が持つ色と特徴と美を抽出し、色の力と色により集まったものを空間表現するように配置して再構築します。色と物、色と世界、物と世界。その関係性を探りながら、そのものの価値を見いだし、新たな価値や視点を発見すること。また、彫刻的な塊としての強度や繊細なささやかな表情を探ること。素材を探し集めることも制作で最も重要な行為で、同じ色で集めて組み合わせるモノトーンシリーズを2010年ごろから継続して取り組んでいます。
土地や国や年代により集まるものは違います。私自身が生きて変化し出会い作品も変化します。いろんな物事の本質を知りたいと常々思っていて、それは一般常識やイメージや先入観ではなく、自身で見て知ること、目の前に在るものを受け止めること、その上で新しい視点や価値を見出せるきっかけとなるような作品を目指しています。
土地や国や年代により集まるものは違います。私自身が生きて変化し出会い作品も変化します。いろんな物事の本質を知りたいと常々思っていて、それは一般常識やイメージや先入観ではなく、自身で見て知ること、目の前に在るものを受け止めること、その上で新しい視点や価値を見出せるきっかけとなるような作品を目指しています。
荒木由香里
[Statement]
My production begins with an encounter with objects, spaces, and words. I accept all the colors, materials, uses, preconceptions and images, and gather the materials – used to be something, that reflect someone's thoughts and ideas, that have traveled through time and places, such as ornaments, everyday items, and toys around us – and bring them together, reconstructing them with care for the emotions I encounter, and creating a dialogue with the objects and spaces, bringing new meanings to them.
The technique is assemblage. Without coloring (painting), the colors, characteristics and beauty of each object are extracted and reconstructed by arranging them in a way that expresses the power of colors and the spatial expression of the objects gathered by the colors. Color and objects, colors and the world, objects, and the world. In exploring these relationships, I discover the value of the thing and discover new values and perspectives. I also look for intensity and delicate, modest expressions as a sculptural mass. Searching for and collecting materials is also the most important act in my work, and I have been working on a monotone series since around 2010, in which I collect and combine materials in the same colors. What I gather differs depending on the land, country, and age.
I live and change, and the works I encounter also change. I always want to know the essence of various things, which is not based on common sense, images, or preconceptions, but on seeing and knowing for myself, accepting what is in front of me, and then aiming to create works that will inspire me to find new perspectives and values.
The technique is assemblage. Without coloring (painting), the colors, characteristics and beauty of each object are extracted and reconstructed by arranging them in a way that expresses the power of colors and the spatial expression of the objects gathered by the colors. Color and objects, colors and the world, objects, and the world. In exploring these relationships, I discover the value of the thing and discover new values and perspectives. I also look for intensity and delicate, modest expressions as a sculptural mass. Searching for and collecting materials is also the most important act in my work, and I have been working on a monotone series since around 2010, in which I collect and combine materials in the same colors. What I gather differs depending on the land, country, and age.
I live and change, and the works I encounter also change. I always want to know the essence of various things, which is not based on common sense, images, or preconceptions, but on seeing and knowing for myself, accepting what is in front of me, and then aiming to create works that will inspire me to find new perspectives and values.
Yukari Araki
[アーティストプロフィール]
荒木由香里 / Yukari Araki
- 1983年
- 三重県生まれ
- 2005年
- 名古屋芸術大学 美術学部 造形科造形選択コース卒業
- 2006年
- 同上研究生修了
- 2009年
- アーツチャレンジ2009 入選
- 2010年
- 群馬青年ビエンナーレ2010 入選
- 2020年
- 令和2年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞
- 2023年
- 「よりよき世界のかけら」AIN SOPH DISPATCH (名古屋)
- 2022年
- 「饒舌(で雄弁)なカラー」SYP GALLERY (東京)
- 2019年
- 「昼間の星」 佐久島 (愛知)
- 2016年
- 「眼差しの重力 」LOKO GALLERY (東京)
- 2012年
- 「APMoA Project ARCH 何ものでもある何でもないもの」愛知県美術館 (名古屋)
- 2023年
- 「間 The space between」 RUM 21 ( Vejile ,Denmark)
- 「美の予感2023 ー象・彫・刻・塑ー〈彫刻〉」 髙島屋美術画廊 (東京、京都、大阪、愛知、横浜、新宿)
- 「オマージュTAKARAZUKAー春 プリマヴェーラ」宝塚市立文化芸術センター (兵庫)
- 2022年
- 「ART @ ISETAN MEN'S」伊勢丹新宿店 (東京)
- 「bandwagon effect 」Blend Studio (大阪)
- 2020年
- 「富士の山ビエンナーレ2020」 旧三嶋屋酒店 (静岡)
- 「ノンヒューマン・コントロール」TAV GALLERT(東京)
- 2019年
- 「ブレイク前夜」(六本木ヒルズADギャラリー(東京)
- 2018年
- 「京都アートラウンジ」アンテルーム京都 (京都)
- 「船 / 橋わたす 2018 」奈良県立大学 (奈良)
「VOGUE FASHION7S NIGHT OUT 2018」神戸大丸 (兵庫) - 2017年
- 「International workshop “DRAWING" inHannover 」Galerie Rode und Lanfer (ハノーファー、ドイツ)
- 「遭遇するドローイング2017」Art&Design Center (愛知)
- 2016年
- 「リフレクション」 岐阜県現代陶芸美術館 ( 岐阜)
- 「侘寂島」HANGAR H18 ( Brussels)
「あいちアートプログラム 豊穣なるもの-現代美術 in 豊川」 - 豊川信用金庫旧いなり支店 (豊川)
- 「三重の新世代 2015」三重県立美術館 ( 三重)
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭にて1月21日(日)10時30分より販売いたします。また、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて会期中、順次販売開始いたします。
作品は銀座 蔦屋書店店頭にて1月21日(日)10時30分より販売いたします。また、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて会期中、順次販売開始いたします。
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- 会期 2024年1月21日(日) - 2024年2月16日(金)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。
- 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755