西村 卓 展 ―拡張都市―
TAKU NISHIMURA SOLO EXHIBITION
―Extended City―
GINZA ATRIUM WORKS
GINZA ATRIUM 2018年08月29日(水) - 09月06日(木)
GINZA ATRIUMにて、彫刻家である西村卓氏の作品を展覧会を開催した。
西村氏は1990年生まれ、多摩美術大学にて彫刻を専攻した後、個展やグループ展での作品出展を続けている作家。
西村氏の作品の特徴は、そのカラフルな配色と、木の質感を活かした点にある。
まず材料となる木材を染色し、それらを貼りあわせて塊とし、その表面を切り出すという行程を繰り返す。カラフルな配色は人類の多様性を、作品の面はその共存を表現する。
また、その形状は無限に広がっていく人類の創造性の広がりをも想起させ、それは決して暗いものを感じさせるものではない。
”いまいることは、いつかのどこかだったかもしれない。
僕にとっての君は、彼奴にとっての誰かかもしれない。
僕にとっての彼奴は、君にとっての誰かで、彼奴にとっての僕は、誰かにとっての君かもしれない。
僕と君と彼奴と誰かの関係は、とどまることなく、変化し続けるだろう。
いつかのどこかにいた誰かも僕という存在を形成している。
すべてのことが一つの存在を構築していく。”
【プロフィール】
西村 卓 (にしむら たく)
1990年岐阜県に生まれる。
2014年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。
2016年多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
2016年4月より1年間、多摩美術大学美術学部彫刻学科に研究生として在籍。
2017年より多摩美術大学美術学部彫刻学科研究室副手。
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- 会期 2018年8月29日(水)-9月6日(木)
- 時間 10:00~22:30(営業時間)
- 場所 GINZA ATRIUM
- 主催 銀座 蔦屋書店