【広島 蔦屋書店】シリーズで選ぶ
シリーズには製作者の想いがこもっています
あなたにあった、信頼できるシリーズを見つけるということは
先が見えなかった、あなたの読書道を照らしてくれる
灯台を探し当てたということなのです
文芸コンシェルジュ 江藤
本の選び方にはさまざまありますが
今回はシリーズで選んでみるのはいかがでしょうか。
出版社が出す本の中でも、あるテーマに特化したものや、特定の編集部が作り続けているもの、中にはある1人の編集者がこだわりを持って作り続けている
というような「シリーズ」があります。
自分の好きなシリーズを見つけたら、そのシリーズの他の本をかたっぱしから読んでみる、という読書の方法もおすすめです。特定の著者に限らず、そのテーマの本をいろいろと読んでみることで、視野が広がるはずです。
また、今回のフェアでは。「本との出会いは一期一会である」ということも裏テーマとして設定しています。
あなたと、その本との出会い。その時を大事にしてもらいたいという思いから、今回のフェアでは、ほとんどが各1冊ずつの本しか用意していません。出会った時が読む時だと思うのです。
そして、フェア台の上には各1冊ずつで、約350冊の本が、積み重なったり、並んだりしています。好みの本を探すには、手に取りながら探してもらう必要もあると思います。
宝探しのように、あなたの1冊を探してもらいたいと思っています。
売れてしまった本は、その本を補充するかシリーズの別の本を補充するかはわかりません。いつの間にか少なくなってしまったら、別のシリーズの本が増えているかもしれません。
とりあえずのスタート時のシリーズはこちらです。(順不同)
「ミステリ・ミステリフロンティア」 東京創元社
「日本SF叢書」 東京創元社
「クセジュ」 白水社
「フィギュール彩」 彩流社
「亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ」 亜紀書房
「日本文学100年の名作」 新潮社
「クレスト・ブックス」 新潮社
「Science&History Collection」 新潮社
「コロナ・ブックス」 平凡社
「新・ハヤカワSFシリーズ」 早川書房
「ブックガイドシリーズ」 人文書院
「就職しないで生きるには21」 晶文社
「犀の教室」 晶文社
「けいそうブックス」 勁草書房
「戦後再発見双書」 創元社
「叢書・知を究める」 ミネルヴァ書房
「別冊文藝」 河出書房新社
「奇想コレクション」 河出書房新社
「ユリイカ 特集号」 青土社
「よりみちパンセ」 新曜社
「シリーズ ケアをひらく」 医学書院
(シリーズの追加もあるかもしれません)
- 期間 2月25日(月) - 4月3日(水)
- 場所 1号館1F 広島 蔦屋書店