【広島 蔦屋書店】KASURI　絣　

日常から生まれ、はぐくまれたもの

備後絣は江戸時代から160年の歴史があり、久留米絣、伊予絣とともに日本三代絣のひとつです。当初は、おもに女性の野良着として用いられてきました。藍染のため、防虫効果もあり、冬は暖かく、夏は涼しく着られるため、作業着に適していました。最盛期には300万反製造されていましたが、和服を着る文化が廃れていったこともあり、現在では2社のみが生産しています。職人が昔ながらのシャトル織機を使い、20工程を超える作業を手間暇かけて作っています。昔ながらの織機による独特の風合いや温かみ、そして何より熟練した職人の誇りが備後絣には詰まっています。また、使うたびに柄が綺麗に出て、古くなっても古布としての味わいのあるものに育っていきます。これは化学繊維でできているものにはない、日本固有の味わいです。

今回のフェアでは備後絣の魅力をいまに伝える広島県福山市のブランド・カスリラのアパレル商品をそろえています。日常から生まれ、はぐくまれた、備後絣の魅力を発見してください。

【お取り扱いブランド】

カスリラ

広島県福山市にある、カスリラは江戸時代から160年以上受け継がれた備後絣の良さを多くの方に伝えるために、備後絣を使った服や服飾雑貨、小物などを企画制作しています。

http://kasurira.com/

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