【トークイベント】『後藤加寿子のおせち料理』発売記念
日本人の正月迎えを語る 後藤加寿子×熊倉功夫
新しい一年の幸を願い、家族、親族、皆で大切にいただく「おせち料理」。日本人の正月になくてはならないものでしたが、昨今では、料理屋の高級おせちを購入することが正月迎えの準備と混同されているほどです。
そこで、茶家に生まれ、日本料理研究家として活躍する後藤加寿子氏が、おせち料理を作る本来の意味を見直し、寿ぎの食卓を家族で過ごす幸せを実感してほしいと、おせち料理の本を上梓。
幼い頃から慣れ親しんだ京都のおせち料理に加え、結婚後、料理研究家として学んだ江戸のおせち料理までを網羅。また、正月三が日を祝うご馳走料理も紹介しています。
今回は、おせち料理を作るための心得や材料選びなどを手ほどきするとともに、歴史学者・文学博士であり、和食文化の保護・継承「和食会議」の名誉会長を務める熊倉功夫氏を対談相手に迎え、日本人とおせち料理の関わりを語り合っていただきます。
おせち料理はいつ頃から食べられるようになったのか?おせち料理の中でも要とされる三種の祝肴とは?お正月にお雑煮をいただく理由など、おせちにまつわる話。また、正月飾りや、花、祝箸からお屠蘇まで、晴れの日を祝うに欠かせない、日本の習慣に関しても、教えていただきます。
【参加条件】
銀座 蔦屋書店にて、下記の対象商品いずれかをご予約・ご購入で参加いただけます。
・イベント参加券:1,500円/税込
・『後藤加寿子のおせち料理』(文化出版局刊):1,944円/税込
【お申込み方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
・オンラインショップ
※オンラインショップでの受付は2017/12/03(日)午前9時の受注分までとさせていただきます。
【プロフィール】
後藤 加寿子 (ごとう かずこ)
武者小路千家(官休庵)十三世家元有隣斎と千澄子の長女として京都に生まれる。
懐石料理の第一人者であった母の影響から、日本料理への造詣を深め、料理研究家として活躍する。古きよき日本料理の伝統を、現代のライフスタイルに生かし、若い世代に伝えることに意欲的。「和食文化国民会議」の副会長を務める。
著書に『茶懐石に学ぶ日日の料理』(2011年グルマン世界料理本大賞「食の文化遺産」特別賞、辻静雄食文化賞受賞)、『おいしいね。まずはおだしで。』(共に文化出版局)、『和食のおさらい事典』(光文社)等。
熊倉 功夫 (くまくら いさお)
東京生まれ。東京教育大学文学部日本史学科卒業。日本文化史専攻。文学博士。学位は文学博士。国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、MIHO MUSEUM館長、茶の都ミュージアム館長、静岡文化芸術大学名誉教授・前学長、林原美術館元館長。
茶道史、寛永文化のほかに、日本の料理文化史、民芸運動など幅広く研究。2013年中日文化賞受賞。
著書に『日本料理文化史』(思文閣出版)、『茶の湯の歴史』(朝日選書)、『熊倉功夫著作集全7巻』(思文閣出版)等。
オンラインショップでの受付は2017/12/03(日)午前9時の受注分までとさせていただきます。
※配送の無い商品(*1)のオンラインショップでの受付は、クレジットカードでのみ承っております。
代金引換でのご注文はキャンセルとなりますのでご注意ください。
*1 参加券のみ及び店頭にてお渡しの商品は配送がございません。
- 会期 2017年12月05日(火)
- 時間 19:00~20:30
- 場所 BOOK EVENT SPACE
- 定員 50名
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755