【トークイベント&サイン会】風間サチコ 初の作品集
『予感の帝国』(朝日出版社)刊行記念
かざまランドへようこそ!~サチコのアートと○○と。
アート
BOOK EVENT SPACE 2019年 02月11日(月)
現代美術家の風間サチコさんがはじめての作品集『予感の帝国』(朝日出版社)を上梓されました。
風間さんの作品は黒い木版画が中心です。
黒一色でありながら多彩な濃淡の技術を駆使し、シャープかつ力強い線によって、きわどいテーマを漫画風に、そしてナンセンスに表現しています。笑っちゃうけど笑えない…ドキッとさせられる作品たちは、フィクションの世界ですが、作品制作をする際には古書を研究するなど細部のリサーチを徹底するのが風間流です。過去から現代にいたるまでの黒い闇を、まさに「彫り」おこしているのです。
美術評論家の中尾拓哉さんはアーティストの作品制作におけるアート以外の「土台」の抽出を試み、作品の深淵に手を伸ばします。著書『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社)では、「芸術の放棄」として語られてきた、デュシャンにおけるチェスと作品制作のつながりを精緻に読み解いています。
作品制作のたび、研究を口実にマニアックな古本、古雑誌、絵葉書など蒐集し、昔の「変なモノ」を愛されている風間さん。風間さんの作品制作にも、デュシャンにおける「チェス」に位置する何かがありそうですね。
そこで、今回は中尾拓哉さんと一緒に風間サチコさんの作品制作の土台となる○○を探します。いったい、どこからナンセンスな画面が生まれ、コミカルなオーラは放たれているのでしょうか。はたまた、あのキリッとした線はどのように生まれたのでしょう。作品のコンセプトから技術にいたるまで、その深淵を「彫り」まくろうと思います。
いざ、みなさんもかざまランドへ!
※トーク終了後、風間サチコさん、中尾拓哉さんによるサイン会を開催いたします。サイン対象はお二人のご著書です。トークとあわせてぜひ、お楽しみに!
【参加条件】
銀座 蔦屋書店にて、下記の対象商品をご予約・ご購入で参加いただけます。
・イベント参加券:2,000円/税込
【申込方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
・お電話 03-3575-7755
※オンラインショップでの受付は2019/02/10(日)午前9時の受注分までとさせていただきます。
【注意事項】
・イベント会場はイベント開始の30分前から入場可能です。
・参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
・受付はメインのレジカウンターです。ご来店いただきましたらメインのレジカウンターにお越しいただき、お名前をお申し付けください。参加券をお渡しいたします。
・受付はメインのレジカウンターです。ご来店いただきましたらメインのレジカウンターにお越しいただき、お名前をお申し付けください。参加券をお渡しいたします。
・参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承ください。
・定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。
・止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
・定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。
・止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
中尾 拓哉(なかお たくや)
美術評論家。1981年東京生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。2014年に論考「造形、その消失において――マルセル・デュシャンのチェスをたよりに」で『美術手帖』通巻1000号記念第15回芸術評論募集佳作入選。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017年)。監訳書にマシュー・アフロン『デュシャン 人と作品』(フィラデルフィア美術館、2018年)。共著に『ストローブ=ユイレ――シネマの絶対に向けて』(森話社、2018年)。主な論考に「50年あるいは100年後の鑑賞者――日本・マルセル・デュシャン論再考」(『美術手帖』2019年2月号)など。
風間 サチコ(かざま さちこ)
美術作家。 1972年東京生まれ。1996年武蔵野美術学園 版画研究科修了。1998年より木版画を中心とした作品を発表し、国内外で注目を集める。近年の主な展覧会に「ディスリンピア 2680」(原爆の図丸木美術館 2018年)、「ヨコハマトリエンナーレ」(横浜美術館 2017念)、「光州ビエンナーレ 」(光州ビエンナーレホール 2016年)、「電撃!!ラッダイト学園」(無人島プロダクション 2016年)、「2015 アジアンアート ビエンナーレ」(国立台湾美術館 2015年)「六本木クロッシング」(森美術館 2013年)など。
美術作家。 1972年東京生まれ。1996年武蔵野美術学園 版画研究科修了。1998年より木版画を中心とした作品を発表し、国内外で注目を集める。近年の主な展覧会に「ディスリンピア 2680」(原爆の図丸木美術館 2018年)、「ヨコハマトリエンナーレ」(横浜美術館 2017念)、「光州ビエンナーレ 」(光州ビエンナーレホール 2016年)、「電撃!!ラッダイト学園」(無人島プロダクション 2016年)、「2015 アジアンアート ビエンナーレ」(国立台湾美術館 2015年)「六本木クロッシング」(森美術館 2013年)など。
ブログ:「窓外の黒化粧」http://kazamasachiko.com/
中尾 拓哉(なかお たくや)
美術評論家。1981年東京生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。2014年に論考「造形、その消失において――マルセル・デュシャンのチェスをたよりに」で『美術手帖』通巻1000号記念第15回芸術評論募集佳作入選。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017年)。監訳書にマシュー・アフロン『デュシャン 人と作品』(フィラデルフィア美術館、2018年)。共著に『ストローブ=ユイレ――シネマの絶対に向けて』(森話社、2018年)。主な論考に「50年あるいは100年後の鑑賞者――日本・マルセル・デュシャン論再考」(『美術手帖』2019年2月号)など。
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■関連フェア情報
現代美術家の風間サチコさんのはじめての作品集『予感の帝国』(朝日出版社)の刊行を記念し、フェアを開催します。
会期:2019年1月21日(月) ~ 2月28日(木)
⇒詳細はこちら
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- 日程 2019年2月11日(月)
- 時間 19:30~21:00
- 場所 BOOK EVENT SPACE
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 定員 50名
- 問い合わせ先 03-3575-7755