【展示】九谷焼の本流 宮本雅夫の世界
アート
インフォメーションカウンター前 2022年03月05日(土) - 03月18日(金)
370年の時を重ねて来た日本を代表する色絵磁器、九谷焼。加賀百万石の土壌で育まれ、九谷五彩といわれる緑・黄・紫・紺青・赤の五色を駆使し、繊細で華麗な絵付けが施されます。
本展では数多の賞を受賞している宮本雅夫の、九谷伝統の色の美しさ・器形・マチエールを精緻なまでに追求した「緑彩」をはじめとする技法で表現された作品を展示いたします。
一本一本の生きた線描、そして他にない透明度の高い美しい色彩の作品をこの機会に是非ご覧ください。
[アーティストプロフィール]
宮本 雅夫 (みやもと まさお)
1971生まれ 東京藝術大学美術学部卒
’96年の第43回日本伝統工芸展に初入選し、以後20回入選。’99年に日本工芸会正会員に認定され、’05年には文化庁新進芸術家在外研修員として渡伊。’15年に伝統九谷焼工芸展にて大賞を受賞。’18年・’19年には日本伝統工芸展出品作『緑彩真麗線文鉢』が二年連続で宮内庁買上となる。’21年、日本伝統工芸士会作品展にて『緑彩花器雪月花』が最高賞である衆議院議長賞を受賞。’22年 第四回三井ゴールデン匠賞受賞。
初代である父の色絵細描技法を継承しつつ、伝統を基とした自らの表現を追求し続けている九谷焼本流の作家である。
- 会期 2022年3月5日(土) - 2022年3月18日(金)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。
- 場所 インフォメーションカウンター前
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755