【広島 蔦屋書店】トークイベント『喫茶店のディスクール』刊行記念 オオヤミノル/堀部篤史/名切弥月
トーク
2号館2F SQUARE GALLERY 2023年 07月08日(土)
著者であるオオヤミノルさんと、堀部篤史さんをお迎えしてトークイベントを開催します。京都の兄貴二人を迎えるは、広島の焙煎家 名切弥月さん。ローカルで店舗をもつ3人のそれぞれのディスクールとは。当日はオオヤコーヒーの豆でコーヒーを淹れていただきます。渋くて味わい深いコーヒー&トークをお楽しみください。
われわれは一体誰と契約をしているのか?
SNSとグルメサイト、クラウンドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。
SNSとグルメサイト、クラウンドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。
京都出身の焙煎人であり、京都[KAFE工船]、倉敷[カフェゲバ]などのカフェを営む著者が、街場の語り口で考える、この時代いかにして「いいお店」が成立するか。
情報消費、権威主義、労働者と消費者の物象化と疎外、シェアという名の労働力搾取まで、昨今の小商いにまで侵食する不可解な現象を、社会契約論にまでさかのぼり、共有地、贈与、ローカルなど広範囲にわたるキーワードとともに考察した、痛快かつ深い喫茶・小商い論。(誠光社ウェブサイトより)
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【プロフィール】
オオヤミノル
オオヤコーヒー焙煎所
1967年生まれ
20歳より喫茶店開業。ネルドリップ、オールドエイジングコーヒー、低カロリー焙煎等を、日本の味作りを踏襲するコーヒーの可能性と考える。ハラスメントと呼ばれる行為と認識の解体再構築理解により生れる、シン労働者によるグローバリズムのギャグ化を計画中。
現在に至る。
堀部篤史(ほりべあつし)
誠光社
京都御所東の個人書店「誠光社」店主。新刊、洋書、古書、リトルプレス、音楽ソフトのセレクト販売ほか、執筆、出版なども行う。刊行書籍に『喫茶店のディスクール』、『珈琲の建設』(共にオオヤミノル著)、『moving days』(平野愛)、『アウト・オブ・民藝』(軸原ヨウスケ・中村裕太)ほか。著書に『火星の生活 誠光社の雑所得2015-2022』ほか。
名切弥月(なぎりみづき)
イリガン珈琲
イリガン珈琲店代表。1990年広島県生まれ。大学卒業後、地元広島に戻り、町おこしのために家族で公園や園内のレストランを約3年間運営。その後、2017年横川に「イリガン珈琲店」をオープン。より美味しい珈琲をお客様に提供するために日々試行錯誤を続けている。
わがままなオヤジの小商いについての語りは、嘘がなく信頼できる。小難しいこともたまには聞いてみるもんだと思うし、何より信頼できる兄貴がいるんだなって思えることが嬉しいのだ。
ふわふわしているようでがんじがらめな世の中において、「気が付けば最悪の景色に囲まれていた」と感じるのなら本書を読んでみることをおすすめする。
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日時
7月8日(土)17:30 - 19:00
- 場所 2号館2F SQUARE GALLERY
- 参加費 2,500円(税込) ※コーヒー付
- 定員 50名
- 予約受付 WEB(Peatix)限定