【広島 蔦屋書店】3冊の本

フェア・展示
1号館1F マガジンストリート 2024年04月27日(土) - 06月16日(日)
 
本は1冊で読むよりも2冊3冊合わせて読むと、よりその世界は深くなり、多義的になる。物事を見る目は常に複数持っていよう。という口上で行った第一回目の3冊の本。20のテーマを作り、そのテーマを掘り下げ、そのテーマをより理解するための3冊を選び、皆様に見ていただきました。前回行ったのは2018年5月なので、約6年前となります。
 
それからまた私たちのいきているこの世界では様々なことが起こりました。
世界中では戦争は今だ終わる気配もみせません。性にまつわる様々な問題も解決するのでしょうか、人類史についての新しい説が出ていたり、これまでになかったような新しい切り口のミステリ小説も現れ、また読むべき大事な、そして面白い小説も多数出版されています。様々な本が出てはヒットし、またはひっそりと消えていき、この6年の間にもかなりの量の本をわれわれ書店員は扱ってきました。
 
そんな大量の本を3冊づつ選んで、テーマを深堀りするというフェアは書店員として非常にやりがいもあるのですが、腰が引けるような難しさも感じます。
しかし今回、重い腰を上げて、3冊の本フェアを再始動しました。
 
6年前と大きく変わらない普遍的なテーマもあれば、全く新しいテーマもあり、また見ごたえのあるフェアとなっていると思います。
 
これはうまい!これはちょっとイマイチ。など皆さんで評価しながらぜひ3冊の本をじっくりと御覧ください。そして「私ならこのテーマでこの3冊を選ぶだろうな」など考えながら見ていただけるときっとより楽しいだろうと思います。
 
今回みなさまに3冊の本をじっくりと選んでいただけるように、特別な冊子を作成しました。冊子にはすべての本が載っていますので、どの本が読みたいかじっくり検討してみてください。冊子は無料ですが、数に限りがございます。ご了承ください。
 
3冊の本2をぜひ楽しんでください。
 
文学コンシェルジュ  江藤宏樹
 
 
  • 期間 4月27日(土) - 6月16日(日)
  • 場所 1号館1F マガジンストリート

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