【広島 蔦屋書店】瀬戸内国際芸術祭2022 ―春―

フェア・展示
2号館1F アート スラットウォール 2022年04月14日(木) - 05月18日(水)
瀬戸内国際芸術祭2022が、いよいよ開催となります。
3年に1度ということで、「待ってました!」という方も多いのではないでしょうか。
広島 蔦屋書店では、春・夏・秋の会期に合わせ、芸術祭の見どころをご紹介していきます。

4月14日から5月18日の35日間で開催される春の会期でスポットを当てるのは、沙弥島(しゃみじま)です。香川県にある沙弥島は、埋め立てにより陸続きになりましたが、かつて島であった時と変わらず瀬戸内の美しい風景を堪能できる場所として知られています。

沙弥島で楽しめる南条嘉毅さんとレオニート・チシコフさんの新作のアート作品をご紹介します。こちらの画像は完成イメージとなっています。ぜひ実際に沙弥島に出かけて、春の香りとともに鑑賞してください。
 
 
 
南条 嘉毅
 
 
南条嘉毅《海をのぞく》 Yoshitaka Nanjo “Peering into the Seabed”
 
沙弥島の西ノ浜の目の前・万葉会館の向かいに、生い茂る木々に隠れるように展示会場があります。会場内には丘陵の様な砂浜や水辺が広がっており、そこには島々に由来する風景が投影され、瀬戸内海の成り立ちなどの歴史を感覚的に感じられるインスタレーション作品が展示されます。
 
海を通して立ち現れる瀬戸内の地理的風景と、その島に暮らし積み重なる万葉の時間が、織りなす波の様に、一軒の家から外の世界へと繋がっています。。
――南条嘉毅
 
 
レオニート・チシコフ
 
レオニート・チシコフ《月への道》  Leonid Tishkov “The Way to the Moon”
(旧沙弥小・中学校)
 
レオニート・チシコフ月への道  Leonid Tishkov “The Way to the Moon”  
(与島鍋島灯台)
 
レオニート・チシコフ月への道 Leonid Tishkov “The Way to the Moon”
(与島浦城バス停)
 
1953年ニージニー・セルギ(旧ソ連)生まれ、モスクワ(ロシア)在住。旧沙弥小中学校の各教室にそれぞれインスタレーションを設置。
旧沙弥小中学校校庭には、沙弥島にゆかりある『万葉集』の柿本人麻呂にちなんだ月のオブジェを設置します
沙弥島で始まった《月への道》は、鍋島灯台を終点とし、展開を行います。
灯台の建物の表面を南半球と北半球の星図で覆うような作品を展開します。 また、建物の内部に、それぞれの星座の名前を描きこんだ灯台の(模型の)インスタレーションを設置します。
 
 

 

沙弥島は残念ながら、春限定の開催地。今年の瀬戸内国際芸術祭はどこから回ろうか……と悩んでいるなら、沙弥島とその周辺の島々を選ぶのも素敵なのではないでしょうか。
 
ART SETOUCHI
 
 
会期中は、広島 蔦屋書店 2号館1F アートスラットウォールでも瀬戸内国際芸術祭2022をご紹介しています。
『瀬戸内国際芸術祭2022 公式ガイドブック』(4月下旬刊行予定)とともにお楽しみください。
 
 

 

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  • 期間 4月13日(水) - 5月18日(水)
  • 場所 2号館1F アート スラットウォール

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