【イベントレポート】開催間近! ひろしまアニメーションシーズン2022の楽しみ方 トークイベント
広島 蔦屋書店 犬丸美由紀
2022年8月に初開催される「ひろしまアニメーションシーズン」。
ひろしまアニメーションシーズンって何?
広島とアニメーションとの歴史とは?
映画祭はどんなふうに楽しめばいい?
今回のオススメプログラムは?
……などといった映画祭をめぐる様々な疑問と興味にお答えするトークイベンを7月30日に開催しました。
ひろしまアニメーションシーズンって何?
広島とアニメーションとの歴史とは?
映画祭はどんなふうに楽しめばいい?
今回のオススメプログラムは?
……などといった映画祭をめぐる様々な疑問と興味にお答えするトークイベンを7月30日に開催しました。
「ひろしまアニメーションシーズン」は、第一回「ひろしま国際平和文化祭」メディア芸術部門のメイン事業として立ち上げられた国際映画祭で、8月17日から21日の期間で開催します。JMSアステールプラザをメイン会場に横川シネマやギャラリーGなどの広島市内の会場で、世界中のアニメーションや関連イベント、ワークショップなどを楽しむことかできます。
映画祭開催に先駆けて様々なイベントが各所で始まっていますが、その中に「ひろしまアニメーションサロン」という、サロン形式のオンライン・オフライン併催イベントが行われています。第一回は、6月にラウンジバー「THE POOLSIDE」にて「ひろしまアニメーションサロン1 文化で街を作る」が開催されました。
そして第二回は、「ひろしまアニメーションサロン2 開催間近! ひろしまアニメーションシーズン2022の楽しみ方」と題し、広島 蔦屋書店 SQUARE GALLERYで開催いたしました。
広島 蔦屋書店の会場にはアーティスティック・ディレクターの宮﨑しずかさんと聞き手にフリーアナウンサーの藤井尚子さんをお迎えし、ZOOMではプロデューサーの土居伸彰さんとアーティスティック・ディレクター山村浩二さんという、映画祭を中心で運営している出演者による豪華なトークイベントとなりました。
映画祭開催に先駆けて様々なイベントが各所で始まっていますが、その中に「ひろしまアニメーションサロン」という、サロン形式のオンライン・オフライン併催イベントが行われています。第一回は、6月にラウンジバー「THE POOLSIDE」にて「ひろしまアニメーションサロン1 文化で街を作る」が開催されました。
そして第二回は、「ひろしまアニメーションサロン2 開催間近! ひろしまアニメーションシーズン2022の楽しみ方」と題し、広島 蔦屋書店 SQUARE GALLERYで開催いたしました。
広島 蔦屋書店の会場にはアーティスティック・ディレクターの宮﨑しずかさんと聞き手にフリーアナウンサーの藤井尚子さんをお迎えし、ZOOMではプロデューサーの土居伸彰さんとアーティスティック・ディレクター山村浩二さんという、映画祭を中心で運営している出演者による豪華なトークイベントとなりました。
土居伸彰さんは映画祭の概要について、山村浩二さんは以前の「広島国際アニメーションフェスティバル」からの広島とアニメーションの歴史とつながりについて、宮﨑しずかさんはアニメーションやメディア芸術を通じた地域プログラムについて、それぞれの持ち時間の中でプレゼンテーションいたしました。
長編・短編など尺による区別なく作品の性質によって設けられたカテゴリ別に、選考・審査されるコンペティションは、審査員の顔ぶれもとてもユニークで、映画音楽作曲家や俳優など様々な視点で審査されることがとても興味深いです。わたしたち一般観客も審査に加わることができる観客賞も設けられていて、参加者全員で映画祭を盛り上げていくことができます。
また、映画祭に集まるアーティストと広島とのつながりは、以前の「広島国際アニメーションフェスティバル」から脈々と続いていて、さらに、そのつながりはアーティスト同士だけではなく、地域とつながる取り組みがとても多いこともこの映画祭の魅力のひとつです。
そのなかのひとつに「H-AIR ひろしまアーティスト・イン・レジデンス」というプロジェクトがあります。レジデンス作家として3名のアーティストを広島市に招き、長期間滞在しながら各所で地域の人たちとアニメーションの制作活動などが行われています。この活動を通し広島のアート・カルチャー環境を豊かにすることを目的としています。イベントではその様子も紹介しましたが、なかでも子供たちが積極的に取り組むようすがかわいらしく、アニメーションという「動き」の表現が好奇心を強く刺激し「作ってみたい」「やってみたい」という自主的な行動を自然と引き起こさせていることが、とても印象的でした。このワークショップで制作された15秒のアニメーションは映画祭の各プログラムの冒頭で流れるので、そこも見逃せません。
長編・短編など尺による区別なく作品の性質によって設けられたカテゴリ別に、選考・審査されるコンペティションは、審査員の顔ぶれもとてもユニークで、映画音楽作曲家や俳優など様々な視点で審査されることがとても興味深いです。わたしたち一般観客も審査に加わることができる観客賞も設けられていて、参加者全員で映画祭を盛り上げていくことができます。
また、映画祭に集まるアーティストと広島とのつながりは、以前の「広島国際アニメーションフェスティバル」から脈々と続いていて、さらに、そのつながりはアーティスト同士だけではなく、地域とつながる取り組みがとても多いこともこの映画祭の魅力のひとつです。
そのなかのひとつに「H-AIR ひろしまアーティスト・イン・レジデンス」というプロジェクトがあります。レジデンス作家として3名のアーティストを広島市に招き、長期間滞在しながら各所で地域の人たちとアニメーションの制作活動などが行われています。この活動を通し広島のアート・カルチャー環境を豊かにすることを目的としています。イベントではその様子も紹介しましたが、なかでも子供たちが積極的に取り組むようすがかわいらしく、アニメーションという「動き」の表現が好奇心を強く刺激し「作ってみたい」「やってみたい」という自主的な行動を自然と引き起こさせていることが、とても印象的でした。このワークショップで制作された15秒のアニメーションは映画祭の各プログラムの冒頭で流れるので、そこも見逃せません。
JMSアステールプラザの中ホールでは、「水」「クィア・アニメーション」「音楽」「現代日本」と、毎日テーマに沿った上映が行われます。アニメーション作家に詳しくないし、どの作品をみたらよいかわからないという方は、気になるテーマに飛び込んでみるというのもお勧めとのことです。その飛び込んだ先には、思いもよらなかった作品との出会いや、今まで見たことのない表現方法もあることでしょう。ですがそこにはアニメーションでこそ表現したかった作家共通の魂や、アニメーションだからこそ表現できるおもしろみに気づくことができるのではないでしょうか。 そして、アニメーションがあることによって文化が豊かになる、文化を豊かに楽しめることが平和であるように思うという、土居伸彰さんのお話が心に強く残りました。
登壇者それぞれが個性的で過剰な熱量のなか、あっという間の1時間半でした。オフラインで参加者の中には、検索しながらトークを聞くというスタイルのかたもいらっしゃり、アニメーション作品だけでなく、作家への興味が湧くイベントとなりました。
アニメーションが好きなかたも、これから好きになるかたへも「ひろしまアニメーションシーズン」への参加をお勧めします。まずは1日券を購入して、お近くの会場で気の向くまま楽しんでください。計画を組みたい方には「ひろしまアニメーションシーズン」のHPや「広島国際文化祭」のYouTubeチャンネル、「ひろしまアニメーションシーズン」インスタグラムでもプログラムや作家の紹介がアップされていますのでチェックしてください。
見逃し配信(期間限定)
ひろしまアニメーションシーズン2022 HP
https://animation.hiroshimafest.org/
ひろしま国際平和文化祭 YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCkfgtr6OXKysh_FMpwwUkXA/playlists
https://animation.hiroshimafest.org/
ひろしま国際平和文化祭 YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCkfgtr6OXKysh_FMpwwUkXA/playlists