【展示】小野川直樹展「Breathe」
アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2024年06月22日(土) - 07月12日(金)
折り鶴をモチーフとした作品を制作するアーティスト小野川直樹の作品展「Breathe」を、2024年6月22日(土)〜7月12日(金)の期間に銀座蔦屋インフォメーションカウンター前にて開催いたします。
小さな鶴を「鶴の樹」に昇華させる小野川。本展では「Breathe」と題し、私たち一人一人が思う「折り鶴」や「祈り」について再考できるような内容となっています。ぜひご高覧ください。
小さな鶴を「鶴の樹」に昇華させる小野川。本展では「Breathe」と題し、私たち一人一人が思う「折り鶴」や「祈り」について再考できるような内容となっています。ぜひご高覧ください。
「en」W600×D200×H440mm/ミクストメディア/2021
[アーティストステートメント]
“Breathe”
幼少期の頃に熱中した折り紙。その中でも特に親しみが有り、伝承折り紙の一つでもある「折り鶴」。共に時間を過ごして行くに連れて折り鶴には、彷徨っている気持ちの吐き場所であり、繰り返される惰性の様な違和感を感じることがあります。そこには自分と折り鶴とを繋ぐものや、自分の考える折り鶴の「居場所」や「終着点」というものは、ありませんでした。東日本大震災後、岩手県陸前高田を訪れ、自然の脅威と生命の力強さを目の当たりにします。その体験が、折り鶴に「祈り」という側面を見出すきっかけとなりました。
“Breathe”
幼少期の頃に熱中した折り紙。その中でも特に親しみが有り、伝承折り紙の一つでもある「折り鶴」。共に時間を過ごして行くに連れて折り鶴には、彷徨っている気持ちの吐き場所であり、繰り返される惰性の様な違和感を感じることがあります。そこには自分と折り鶴とを繋ぐものや、自分の考える折り鶴の「居場所」や「終着点」というものは、ありませんでした。東日本大震災後、岩手県陸前高田を訪れ、自然の脅威と生命の力強さを目の当たりにします。その体験が、折り鶴に「祈り」という側面を見出すきっかけとなりました。
折り鶴には、行き場のない気持ちを託し、この世ではない場所を行き来する様にと、祈りを込めた孤独な儀式のような感覚を感じることがあります。自然の脅威や恩恵、またその様な事柄を折り鶴と重ね、作品に落とし込むことで、折り鶴の「居場所」を創り上げています。
本個展タイトル「Breathe」には、折り鶴が過去、現在から未来へと、時代を超えて生き続ける様を込めています。それはまるで生命を宿し、託された現在の「祈り」を未来へ繋げるかのように。一人一人が自分なりの「折り鶴」や「祈り」のかたちを持っているかと思います。どのように感じ、どのように思いを重ねるかは人それぞれですが、作品との対話を通じ、心を揺さぶる「なにか」が生まれることを願っています。
「金糸雀」W430×D300×H650mm/ミクストメディア/2022
[アーティストプロフィール]
小野川直樹 Naoki Onogawa
小野川直樹 Naoki Onogawa
Photo by Nagasawa Hiroto
1991.1 東京都生まれ
代表作「鶴の樹」をはじめ、折り鶴をモチーフとした作品を制作している。幼少期の頃から親しみの深い折り紙。学生時代に東京で経験した3.11東日本大震災、翌年訪れた岩手県陸前高田で受けた自然への恐ろしさとその中で輝く生命の力強さが、折り鶴をモチーフに制作するきっかけとなる。折り鶴を厳かな「祈り」の象徴として位置づけており、その作品には繊細で神秘的な美しさが漂う。
【Museum】
2019 open「naoki onogawa museum」〒761-4106 小豆郡土庄町東元浜甲289-33(MeiPAM 06)
2019 open「naoki onogawa museum」〒761-4106 小豆郡土庄町東元浜甲289-33(MeiPAM 06)
【Awards】
2024 「東京美術俱楽部優秀賞」 工+藝 KO+GEI 2024
2024 「東京美術俱楽部優秀賞」 工+藝 KO+GEI 2024
【Solo Exhibitions】
2016 「これまでとこれから」 そごう西武渋谷
2017 「彩」 日本橋高島屋アートアベニュー
2019 「Art Fair Tokyo」 東京国際フォーラム
2019 「square」 H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI
2020 「爛漫」 銀座三越
2021 「folklore」 岡山県瀬戸内市立美術館
2021 「小野川直樹展」 名古屋松坂屋
2021 「祈り」 銀座一穂堂
2021 「小野川直樹展」 SIXIÈME GINZA Ginza SIX
2022 「四季彩」 天満屋岡山
2022 「四季彩」 天満屋福山
2023 「小野川直樹展」 新風館 松栄堂 薫習館 京都府
2023 「祈」 大丸心斎橋店 アールグロリューオブオーサカ
2023 「小野川直樹展」 セタギャラリー東京
2016 「これまでとこれから」 そごう西武渋谷
2017 「彩」 日本橋高島屋アートアベニュー
2019 「Art Fair Tokyo」 東京国際フォーラム
2019 「square」 H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI
2020 「爛漫」 銀座三越
2021 「folklore」 岡山県瀬戸内市立美術館
2021 「小野川直樹展」 名古屋松坂屋
2021 「祈り」 銀座一穂堂
2021 「小野川直樹展」 SIXIÈME GINZA Ginza SIX
2022 「四季彩」 天満屋岡山
2022 「四季彩」 天満屋福山
2023 「小野川直樹展」 新風館 松栄堂 薫習館 京都府
2023 「祈」 大丸心斎橋店 アールグロリューオブオーサカ
2023 「小野川直樹展」 セタギャラリー東京
【Public Works】
2014 open 「グランツリー武蔵小杉」 折り鶴モニュメントのプロデュース
2017 「The Art of J」 JAL web ムービー出演
2017 「CHRISTIE'S Magazine」 Yusaku Maezawa : The record-breaking art collector に掲載
2017 「Infini Love」 周生生 Chow Sang Sang Juelly web ムービー出演
2018 「Princess Cruise」 『The Secret Silk』 日本初演記念作品「Ao」制作
2019 「大丸松坂屋総合ギフトカタログ」 表紙
2020 open 「すし玲」 カウンター正面の作品を制作
2022 「恵比寿豆園 羽田エアポートガーデン店」 作品常設
2014 open 「グランツリー武蔵小杉」 折り鶴モニュメントのプロデュース
2017 「The Art of J」 JAL web ムービー出演
2017 「CHRISTIE'S Magazine」 Yusaku Maezawa : The record-breaking art collector に掲載
2017 「Infini Love」 周生生 Chow Sang Sang Juelly web ムービー出演
2018 「Princess Cruise」 『The Secret Silk』 日本初演記念作品「Ao」制作
2019 「大丸松坂屋総合ギフトカタログ」 表紙
2020 open 「すし玲」 カウンター正面の作品を制作
2022 「恵比寿豆園 羽田エアポートガーデン店」 作品常設
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:6月22日(土) 10:30~販売開始
オンライン:6月24日(月)10:30~販売開始
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:6月22日(土) 10:30~販売開始
オンライン:6月24日(月)10:30~販売開始
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
\オンラインストアで購入する/
2024年6月24日(月)10:30~販売開始
- 会期 2024年6月22日(土) - 2024年7月12日(金)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。
- 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 協力 YUMEKOUBOU GALLERY
- 問い合わせ先 03-3575-7755