【展示】山内悠 Yu Yamauchi「夜明け DAWN」
―作品集「夜明け special edition」刊行記念展
写真
BOOK売場 2022年12月26日(月) - 01月23日(月)
富士山から覗く奇跡の光景 600日間にわたる雲の上の旅。
Sight of the miracleseen from Mt.Fuji
Journey avobe clouds over 600 days.
山内悠は自然の中に長期間滞在し、自然と人間の関係性から世界の根源的なありようを探求している写真家です。
本展で発表するのは、2006年から4年に渡り富士山の山小屋に600日間滞在し、眼前に広がる雲の上の光景を撮影し続けた作品集「夜明け」。2010年に作品集を発表し、頭上に確かに存在した奇跡の光景に多くの人が感動しました。
作品集は瞬く間に絶版となりましたが、12年を経た今「Special edition」 として新たに発売されました。今回、待望の「special edition」 の刊行を記念して、銀座 蔦屋書店ではプリント作品の展示販売を行います。
作品集「夜明け」特別版
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2022年12月26日(月)17:00~販売開始
[アーティストステートメント]
地球と宇宙の境界線、雲平線(うんぺいせん)の彼方に日が昇り、訪れる「夜明け」。
色づく雲海。躍動する雲。それは地球という惑星の細胞に命が吹き込まれ、呼吸する姿であり、
僕たちが生活する頭上に確かに存在する世界。
すべては人間の生死、地球の周回をも越えた宇宙の呼吸である。僕たちはこの呼吸のリズムの中に確実に存在している。社会がどれだけ複雑になろうとも、どれだけ時代が目まぐるしく変化しようとも、この永遠に繰り返すこのリズムを創る未知なる大きな世界にただ存在している。そのように全てを捉えると僕たちもまた未知なる大きな存在であるという事に気が付く。
いま、此処に在るということ。 それを改めて感じ、考えていただければ嬉しく思います。
地球と宇宙の境界線、雲平線(うんぺいせん)の彼方に日が昇り、訪れる「夜明け」。
色づく雲海。躍動する雲。それは地球という惑星の細胞に命が吹き込まれ、呼吸する姿であり、
僕たちが生活する頭上に確かに存在する世界。
すべては人間の生死、地球の周回をも越えた宇宙の呼吸である。僕たちはこの呼吸のリズムの中に確実に存在している。社会がどれだけ複雑になろうとも、どれだけ時代が目まぐるしく変化しようとも、この永遠に繰り返すこのリズムを創る未知なる大きな世界にただ存在している。そのように全てを捉えると僕たちもまた未知なる大きな存在であるという事に気が付く。
いま、此処に在るということ。 それを改めて感じ、考えていただければ嬉しく思います。
山内悠
[アーティストプロフィール]
山内 悠 (やまうち ゆう)
1977年、兵庫県生まれ。自然の中に長期間滞在し、自然と人間の関係性から世界の根源的なありようを探求している。独学で写真をはじめ、スタジオアシスタントを経て制作活動を本格化。富士山七合目にある山小屋に600日間滞在し雲上の来光を撮り続け、絶対的な宇宙やこの世界のあり方を問い掛けるように制作した作品『夜明け』(赤々舎)を2010年に発表。2014年には、『夜明け』の制作時に滞在していた山小屋の主人に焦点をあて、山での日々から人間が包含する内と外の対話を著した書籍『雲の上に住む人』(静山社)を刊行。2020年には、5年をかけてモンゴル全土を巡り各地で形成される時間や空間、相対的な現実や多元的な世界構造などを探求した。
作品『惑星』(青幻舎)を発表した。そして2023年、屋久島に9年通い、単身で森の中に1ヶ月近く過ごしながら自然と人間の距離感を探り続けた作品「自然JINEN」を発表する。長野県を拠点に国内外で展覧会を開催し続けている。
作品『惑星』(青幻舎)を発表した。そして2023年、屋久島に9年通い、単身で森の中に1ヶ月近く過ごしながら自然と人間の距離感を探り続けた作品「自然JINEN」を発表する。長野県を拠点に国内外で展覧会を開催し続けている。
- 会期 2022年12月26日(月) - 2023年1月23日(月)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。※初日は17:00から開催、最終日は17:00までになります。
- 場所 BOOK売場
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755