『しずかなところはどこにある?』パネル展と島塚絵里デザイングッズフェア
島塚絵里デザイングッズフェア
森の深い穴にくらすコーヒーポット色のキツネは、大きな音が苦手です。
しずかなところはどこにあるんだろう…居心地よく過ごせる場所を探しに出かけます。
そしてそれは、思いがけない、いろいろな場所で見つかるのでした。
今年の5月に岩波書店から刊行された『しずかなところはどこにある?』は、フィンランドの児童文学作家レーッタ・ニエメラさんの文と、同じくフィンランド在住の島塚絵里さんの絵と訳による、これからの季節にぴったりの、思わず抱きしめて一緒にお布団に入りたくなるような絵本です。
今回のパネル展ではテキスタイルデザイナーでもある島塚さんデザインの手ぬぐいやカットクロスも同時に販売しています。絵本の世界同様、フィンランドの森を感じるような柄をたくさん揃えました。
ひっそりしずかな森にくらすキツネのおはなしやテキスタイルを通して、
自分の心のしずかなところを見つけにいらしてみませんか。
【書籍情報】
『しずかなところはどこにある?』
レーッタ・ニエメラ文、島塚絵里絵・訳、岩波書店刊、税込1,870円
【著者略歴】
文 レーッタ・ニエメラ(Reetta Niemelä)
フィンランドの児童文学作家。1973年生まれ。児童文学、詩集、絵本、ノンフィクションなどの分野で、幅広く活躍している。フィンランドで最も権威のある児童文学賞フィンランディア・ジュニア賞に3作品がノミネートされる。『Mustan Kuun majatalo(黒い月の宿)』でArvid Lydecken(アルヴィッド・リュデッケン)文学賞受賞。自然、動物に関連したテーマ、悩みを抱える人びとの声となるような作品が特徴。
絵・訳 島塚絵里(しまつか えり)
フィンランド在住のテキスタイルデザイナー、イラストレーター。津田塾大学で国際関係学を学び、東京と沖縄で英語教員を勤めた後、フィンランドに移住。アアルト大学でテキスタイルデザインを学び、テクニカルデザイナーとしてマリメッコ社に勤務後、2014年より独立し国内外の企業にデザインを提供する。著書に『北欧フィンランド配色ブック』(玄光社)、『フィンランドで気づいた小さな幸せ365日』(パイ インターナショナル)など。
ホームページ
- 会期 2024年9月18日(水)~2024年10月31日(木)
- 時間 9:00-21:00
- 場所 3号館1階 湘南 蔦屋書店
- 主催 / 問い合わせ先 湘南 蔦屋書店 0466-31-1510(代表)
- 協力 KORVAPUUSTI(コルバプースティ)、株式会社ツクリエ