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【六本松の6オシ!】2025年2月 VOL.6 文学担当者のオシ!『傷と雨傘』/カツセマサヒコ


当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
 
■文学担当者のオシ!
『傷と雨傘』
カツセマサヒコ
 
-「言葉」はときに人を傷つける、そして時に人を救う。
 「言葉」が生み出す細やかな奇跡のショートストーリー。-
 
短編あるいは、ショートショートと言われる超短編は、著者の技量を問われる想像よりはるかに難しい部類の小説だと思います。
この作品は34編から成る、言葉によって傷つき、言葉によって救われる人生の一瞬を鮮やかに切り取った珠玉の短編集です。
きっといずれかの作品に、あなたの心を撃ち抜く「言葉」との出会いがあるはずです。
 
なんでこんなに何気ないけど胸のど真ん中を撃ち抜く言葉が生まれるんだろう。
この慈雨のような言葉たちよ、届け、あなたに。
 
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書店に勤めて幾星霜。
日々、入荷する本の荒波に揉まれながら、より良き売り場を目指して粉骨砕身奮闘中。
好きな作家は開高健、町田康、向田邦子、小川洋子等々。
読みたい本が多すぎて、積読本が山脈となりつつある今日この頃。
【文学担当/峯】
 

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