【六本松の6オシ!】2024年8月 VOL.4 アート担当者のオシ!『めちゃくちゃわかるよ!印象派 山田五郎 オトナの教養講座』/山田五郎
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
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■アート担当者のオシ!
『めちゃくちゃわかるよ!印象派
山田五郎 オトナの教養講座』
『めちゃくちゃわかるよ!印象派
山田五郎 オトナの教養講座』
山田五郎
-「印象派」は革命的!-
印象派というと思い浮かぶのはどんなイメージでしょうか。
私は真っ先に、光が取り込まれたような明るい色彩でやさしさを感じるようなイメージが思い浮かびました。
しかし実は、印象派は400年も続いてきた西洋絵画の伝統を打ち破るような理念や技法で描かれており、写真にはできない絵画独自の表現を模索する方向に進む、革命的な絵画だったと聞くと、最初の印象派へのイメージが変わってきます。
私は真っ先に、光が取り込まれたような明るい色彩でやさしさを感じるようなイメージが思い浮かびました。
しかし実は、印象派は400年も続いてきた西洋絵画の伝統を打ち破るような理念や技法で描かれており、写真にはできない絵画独自の表現を模索する方向に進む、革命的な絵画だったと聞くと、最初の印象派へのイメージが変わってきます。
500ページもある分厚い本の中に、「印象派の心の兄貴、破天荒すぎるクールベ先輩」「気持ちが強すぎて歪んでしまったゴッホの絵と人生」など18人を徹底解説しています。
対話形式で読みやすく、改めて、印象派の作品をみるのが楽しくなるような1冊です。