【六本松の6オシ!】2024年7月 VOL.6 文学担当者のオシ!『なんで死体がスタジオに⁉』/森バジル
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■文学担当者のオシ!
『なんで死体がスタジオに⁉』
森バジル
-福岡在住の期待の新鋭、森バジルが描く誰も読んだことがない、ミステリ×バラエティ番組 ここに誕生-
松本清張賞を受賞した前作『ノウイットオール』から1年。
森バジルさんの最新作の舞台はなんとバラエティ番組の生放送の現場。
生放送を前にしたスタジオで、出演者の一人である俳優が「本物」の死体となっていることに、プロデューサーとAPは気づきます。
生放送はこのまま放送できるのか?していいのか?そもそもこれは殺人なのか?だとしたら犯人は?動機は?
生放送はこのまま放送できるのか?していいのか?そもそもこれは殺人なのか?だとしたら犯人は?動機は?
生放送という緊迫した現場と一癖も二癖もある出演者と制作サイドのそれぞれの思惑が絡まり合いながらの展開は、読む者を惹きつけて離しません。
すべての伏線を回収して迎える結末は、森バジルという作家の力量を如実に表した素晴らしいものです。
すべての伏線を回収して迎える結末は、森バジルという作家の力量を如実に表した素晴らしいものです。
いま、面白い小説が読みたいとお思いの方にはおすすめの一冊です。
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