【六本松の6オシ!】2023年11月 VOL.3 くらし担当者のオシ!『絵と文で味わう日本人のしきたり』/飯倉晴武
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■くらし担当者のオシ!
『絵と文で味わう日本人のしきたり』
飯倉晴武
-二十四節気によせて、礼節を学ぶ。-
私たちが二十四節気から学ぶべきは、礼儀作法の大切さだと考える。
一言でマナーといえども、解釈や思想により多種多様なふるまいが存在するため
どれが自分に必要なラインの礼節なのか迷ってしまう・・・という場面に多く遭遇するのだが、
本書に記されているマナーは、難しくなく、相手に対して「さりげなく、ちょうどいい」印象を与えることができる。
一言でマナーといえども、解釈や思想により多種多様なふるまいが存在するため
どれが自分に必要なラインの礼節なのか迷ってしまう・・・という場面に多く遭遇するのだが、
本書に記されているマナーは、難しくなく、相手に対して「さりげなく、ちょうどいい」印象を与えることができる。
あの人素敵ね。と言われている人は皆、所作が美しくて常にシンプルな思考と余裕を持ち合わせているのと、
ひとつひとつの言葉の中に知性が宿り日本の四季のことや行事を大事に守りながらくらしを楽しんでいるように思う。
季節の花を一輪、机に飾ってみたり、旬だからと料理に生かしてみたり。
ひとつひとつの言葉の中に知性が宿り日本の四季のことや行事を大事に守りながらくらしを楽しんでいるように思う。
季節の花を一輪、机に飾ってみたり、旬だからと料理に生かしてみたり。
私たち日本人が知らないこと、知っていること、その全てを楽しんで過ごしてみたい。そう思える一冊だ。