【六本松の6オシ!】2023年10月 VOL.6 文学担当者のオシ!『鏡の国』/岡崎琢磨
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■文学担当者のオシ!
『鏡の国』
岡崎琢磨
-福岡出身の著者が贈る福岡が舞台の本格ミステリー。必ずもう一度読み返したくなる!!-
物語は少し先の未来から始まります。ベテラン作家室見響子の遺作が出版準備に入るなか、姪の怜は担当編集者からあることを告げられます。響子が遺した最後の作品『鏡の国』には、削除されたエピソードがあるようだと。そしてそれを見つけてほしいと。『鏡の国』は、響子の実体験を元に書かれた作品だった。
読み進めるうちに感じる違和感。その違和感の正体に気が付いた時、世界は一変します。削除されたエピソードは存在するのか。それは何なのか。
隅々まで張り巡らされた伏線と巧妙な仕掛けにまんまと囚われてしまいます。
そして何よりこの作中作『鏡の国』の舞台は福岡なのです。身近なあの場所で起こっている出来事が描かれています。福岡に生きる我々にとっては、それだけでも魅惑的な作品です。
読み進めるうちに感じる違和感。その違和感の正体に気が付いた時、世界は一変します。削除されたエピソードは存在するのか。それは何なのか。
隅々まで張り巡らされた伏線と巧妙な仕掛けにまんまと囚われてしまいます。
そして何よりこの作中作『鏡の国』の舞台は福岡なのです。身近なあの場所で起こっている出来事が描かれています。福岡に生きる我々にとっては、それだけでも魅惑的な作品です。
著者渾身の最高傑作ここに誕生!福岡県民必読の一冊です。
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