展覧会「遠距離現在 Universal / Remote」開催記念フェア
フェア・展示
六本木 蔦屋書店1階スターバックス側入口平台 2024年03月18日(月) - 04月07日(日)
現代美術が観測した、個人と社会の距離感
20世紀後半以降、人、資本、情報の移動は世界規模に広がりました。2010年代から本格化したスマートデバイスの普及とともに、オーバーツーリズム、生産コストと環境負担の途上国への転嫁、情報格差など、グローバルな移動に伴う問題を抱えたまま、私たちは2020年代を迎えました。そして、2020年に始まった国境のないパンデミックにより、人の移動が不意に停止されたものの、資本と情報の移動が止まる気配はありませんでした。かえって、資本や情報の本当の姿が見えてくるようになったと思えます。豊かさと貧しさ。強さと弱さ。私たちの世界のいびつな姿はますます露骨に、あらわになるようです。
2024年3月6日(水)〜6月3日(月)まで東京・六本木の国立新美術館で展覧会「遠距離現在 Universal / Remote」が開催されます。
これを記念し、六本木 蔦屋書店では展覧会出品作家らの過去の展覧会記録集や、彼らが選んだ書籍のブックフェアを展開します。また、展覧会の図録も販売します。
これを記念し、六本木 蔦屋書店では展覧会出品作家らの過去の展覧会記録集や、彼らが選んだ書籍のブックフェアを展開します。また、展覧会の図録も販売します。
展覧会「遠距離現在 Universal / Remote」とともに、六本木 蔦屋書店のフェアもどうぞお楽しみください。
【展覧会「遠距離現在 Universal / Remote」について】
展覧会タイトル「遠距離現在 Universal / Remote」は、資本と情報が世界規模で移動する今世紀の状況を踏まえたものです。監視システムの過剰や精密なテクノロジーのもたらす滑稽さ、また人間の深い孤独を感じさせる作品群は、今の時代、あるいはポストコロナ時代の世界と真摯に向き合っているようにも見えます。展覧会は、「Pan- の規模で拡大し続ける社会」、「リモート化する個人」の2つを軸に、このような社会的条件が形成されてきた今世紀の社会の在り方に取り組んだ8名と1組の作品をご紹介します。
展覧会タイトル「遠距離現在 Universal / Remote」は、資本と情報が世界規模で移動する今世紀の状況を踏まえたものです。監視システムの過剰や精密なテクノロジーのもたらす滑稽さ、また人間の深い孤独を感じさせる作品群は、今の時代、あるいはポストコロナ時代の世界と真摯に向き合っているようにも見えます。展覧会は、「Pan- の規模で拡大し続ける社会」、「リモート化する個人」の2つを軸に、このような社会的条件が形成されてきた今世紀の社会の在り方に取り組んだ8名と1組の作品をご紹介します。
【展覧会出品作家】
井田大介│Daisuke Ida
徐冰(シュ・ビン)|Xu Bing
トレヴァー・パグレン|Trevor Paglen
ヒト・シュタイエル|Hito Steyerl
ジョルジ・ガゴ・ガゴシツェ|Giorgi Gago Gagoshidze
ミロス・トラキロヴィチ|Miloš Trakilović
地主麻衣子|Maiko Jinushi
ティナ・エングホフ|Tina Enghoff
チャ・ジェミン|Jeamin Cha
エヴァン・ロス|Evan Roth
木浦奈津子|Natsuko Kiura
井田大介│Daisuke Ida
徐冰(シュ・ビン)|Xu Bing
トレヴァー・パグレン|Trevor Paglen
ヒト・シュタイエル|Hito Steyerl
ジョルジ・ガゴ・ガゴシツェ|Giorgi Gago Gagoshidze
ミロス・トラキロヴィチ|Miloš Trakilović
地主麻衣子|Maiko Jinushi
ティナ・エングホフ|Tina Enghoff
チャ・ジェミン|Jeamin Cha
エヴァン・ロス|Evan Roth
木浦奈津子|Natsuko Kiura
世界が注目する国際的なアーティストたちの作品を展示
展覧会「遠距離現在 Universal / Remote」では、海外を拠点に活動する作家の作品が多く出展されます。
ニューヨークと北京を拠点として世界的に活躍する現代美術の巨匠、徐冰(シュ・ビン)による初の映像作品をはじめ、2010年代より現代美術の動向をリードしているヒト・シュタイエル(ジョルジ・ガゴ・ガゴシツェ、ミロス・トラキロヴィチとの共同制作)、最先端の科学技術と現代美術を融合するトレヴァー・パグレン、多様なメディアにおける芸術制作にハッカーの哲学を応用するエヴァン・ロスによる作品を、国立新美術館の展示空間に展開します。フォト・ジャーナリズムとアート・アクティヴィズムの領域を横断するデンマークの写真家ティナ・エングホフ、韓国の新進気鋭の映像作家チャ・ジェミンは本邦初紹介となります。また展覧会の2つのキーワードをまたがる地主麻衣子の映像作品、展覧会のために作品を再構成した井田大介、そして木浦奈津子の新作群を展観します。
展覧会「遠距離現在 Universal / Remote」では、海外を拠点に活動する作家の作品が多く出展されます。
ニューヨークと北京を拠点として世界的に活躍する現代美術の巨匠、徐冰(シュ・ビン)による初の映像作品をはじめ、2010年代より現代美術の動向をリードしているヒト・シュタイエル(ジョルジ・ガゴ・ガゴシツェ、ミロス・トラキロヴィチとの共同制作)、最先端の科学技術と現代美術を融合するトレヴァー・パグレン、多様なメディアにおける芸術制作にハッカーの哲学を応用するエヴァン・ロスによる作品を、国立新美術館の展示空間に展開します。フォト・ジャーナリズムとアート・アクティヴィズムの領域を横断するデンマークの写真家ティナ・エングホフ、韓国の新進気鋭の映像作家チャ・ジェミンは本邦初紹介となります。また展覧会の2つのキーワードをまたがる地主麻衣子の映像作品、展覧会のために作品を再構成した井田大介、そして木浦奈津子の新作群を展観します。
【展覧会開催概要】
◆展覧会タイトル 遠距離現在 Universal / Remote
◆会期 2024年3月6日(水)~6月3日(月)
◆休館日 毎週火曜日 ※ただし4月30日(火)は開館
◆開館時間 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
◆会場 国立新美術館 企画展示室1E
◆主催 国立新美術館
◆観覧料(税込) 一般 1,500円/大学生 1,000円 ※高校生、18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は入場無料 ※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
◆展覧会タイトル 遠距離現在 Universal / Remote
◆会期 2024年3月6日(水)~6月3日(月)
◆休館日 毎週火曜日 ※ただし4月30日(火)は開館
◆開館時間 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
◆会場 国立新美術館 企画展示室1E
◆主催 国立新美術館
◆観覧料(税込) 一般 1,500円/大学生 1,000円 ※高校生、18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は入場無料 ※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
詳しくは美術館ホームページへ
https://www.nact.jp
https://www.nact.jp
- 会期 2024年3月18日(月)〜4月7日(日)
- 場所 六本木 蔦屋書店1階スターバックス側入口平台