【展示】藤元明個展「Soap bubble surface」
六本木 蔦屋書店2F BOOK GALLERY 2023年02月11日(土) - 03月12日(日)
六本木 蔦屋書店「BOOK GALLERY」では、2023年2月11日(土)~3月12日(日)の期間、アーティスト・藤元明の個展「Soap bubble surface」を開催いたします。
様々なアートプロジェクトを実施する一方で、藤元は絵画制作を続けてきました。近年は様々な制作方法で抽象絵画に取り組んでいます。今回の個展「Soap bubble surface」では、版画の要領でキャンバスに塗料をアブストラクトに移し重ねる新作絵画『Action printing』シリーズと、版元に残った絵具を乾燥後に剥がしてコラージュ構成する『Replacement』シリーズを紹介します。
藤元明は現代美術作家として特定の技法・技術やメディウムにとらわれず、平面、立体、映像、アートプロジェクトまで、様々なかたちで表現を展開しています。藤元の表現に共通するテーマは「エネルギー」で、社会現象から環境問題といった私たちの周りに起こる制御できない事象、現象に対し、現代美術としての応答を試みています。
様々なアートプロジェクトを実施する一方で、藤元は絵画制作を続けてきました。近年は様々な制作方法で抽象絵画に取り組んでいます。今回の個展「Soap bubble surface」では、版画の要領でキャンバスに塗料をアブストラクトに移し重ねる新作絵画『Action printing』シリーズと、版元に残った絵具を乾燥後に剥がしてコラージュ構成する『Replacement』シリーズを紹介します。
藤元は個展タイトル「Soap bubble surface」について「地球上で我々が活動可能な極薄い地表と対流圏の世界が、シャボン玉の表面のように感じました。光の干渉によって虹色が常に流動し、外側と内側が同時に見え漂いながら、いつ消えるか解らない。我々が直面している理解を超えた世界の状況を適切に捉えることは不可能です。
イメージとして表象化できないこのを世界を絵画化する矛盾のなかで、イメージと物質性に加え、描く行為(アクション)と表と裏を同時に描くその関係性も含めてコンセプトとしたいと思います。見る人には、抽象作品に向き合う自分を鑑賞して欲しいですね」と。近年ますます活躍の幅を広げるアーティストの最新個展をぜひご覧ください。
【プロフィール】
藤元 明 | Akira Fujimoto
1975 年東京生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業。1999年FABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院修了。同大学先端芸術表現科助手を経てアーティストとして国内外で活動。社会現象や環境問題などの問いをモチーフに、様々なメディアで作品やアートプロジェクトを展開。主な活動に「NEW RECYCLE®」「2021」、原爆や戦争など社会的喪失の記憶をテーマにした国際プロジェクト「FUTURE MEMORY」、都市の余白をアートメディアとして活用する「ソノ アイダ」を主宰。主な展覧会に「海のバベル」、「地殻変動」、「ソノ アイダ #COVID-19」、「陸の海ごみ」、「TOKYO 2021」など。
https://vimeo.com/akirafujimoto
https://sonoaida.jp/
1975 年東京生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業。1999年FABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院修了。同大学先端芸術表現科助手を経てアーティストとして国内外で活動。社会現象や環境問題などの問いをモチーフに、様々なメディアで作品やアートプロジェクトを展開。主な活動に「NEW RECYCLE®」「2021」、原爆や戦争など社会的喪失の記憶をテーマにした国際プロジェクト「FUTURE MEMORY」、都市の余白をアートメディアとして活用する「ソノ アイダ」を主宰。主な展覧会に「海のバベル」、「地殻変動」、「ソノ アイダ #COVID-19」、「陸の海ごみ」、「TOKYO 2021」など。
https://vimeo.com/akirafujimoto
https://sonoaida.jp/
- 会期 2023年2月11日(土)~3月12日(日)
- 場所 六本木 蔦屋書店2F BOOK GALLERY
- 時間 11:00~20:00(※予告なく変更の可能性があります)