⑩ 本屋の役割って何なのかって考えたら、こんなイベントができました

 
広島 本屋通り
 
5月1日(日)に30を越える書店が集まるイベント「広島本屋通り」が開催される。実行委員のひとり広島 蔦屋書店コンシェルジュの江藤宏樹さんに話を聞いた。
 
 ーこのイベントを開催しようというきっかけは?
江藤「読書離れという言葉があります。これからも本はなくならないし、読まれ続けるとは思うのですが、本屋さんが減っていることに危機感を感じました。書店がまとまって、本屋っていうのは面白い場所なんだと、本の業界全体を盛り上げる必要があると感じたのです」
 
ー出店する本屋さんにバラエティがある。
江藤「新刊書店も古本屋も、チェーン店も独立系書店も街の本屋さんも出てくれています。出店のお声掛けをするときは集まるのかという不安もありましたが、趣旨に共感してくれて次々に出店するお店が決まりました。」
 
ーイベントのZINEを制作されると聞いた。
江藤「出店いただいた本屋さんの紹介だけでなく、残念ながら後継者がおらず閉店した本屋さんからの聞き書き、これから新しく開店する本屋さんへのインタビュー、広島の老舗チェーン書店の座談会など読み応えのある内容になっていると思います」
 
ーリアルな書店の役割とは何でしょうか?
江藤「偶然性です。出会いと言い換えてもいいと思うんですが。未知の本や人と偶然に出会う。検索だけではたどりつくことができない領域。広場のような場所が書店だと思うんです。なくなってはいけない場所ですよね」
 
 
広島 本屋通り
【広島 蔦屋書店】広島 本屋通り はじまります!①
【広島 蔦屋書店】広島 本屋通り はじまります!②
 

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