【トークイベント&サイン会】藤井光×斎藤真理子
『本にまつわる世界のことば』刊行記念
「翻訳ピープル」
この度、5月23日に発売となる『本にまつわる世界のことば』(創元社)の刊行を記念して、著者の藤井光さん、斎藤真理子さんによるトークイベントを開催します。
ぜひ奮ってご参加下さい。
世界の様々な言語にある、本にまつわる言葉を知っていますか?
例えばアラビア語の「ビント・シャファ」は直訳すると「唇の娘」。「語」や「言葉」を意味しますが、詩が重要な位置を占めるアラビア世界ならではのロマンチックな表現。
ロシア語の「ビサーチ・フ・ストール」は直訳では「机の中に書く」で、小説や詩などを書いて机の中にしまっておくことを意味します。ソ連時代に、検閲を通りそうもない作品を、作家が引き出しに隠していたことからきた表現です。
フランス語には動物が出てくる言葉が多いようで、我々の言う「本の虫」は、フランスでは「図書館のネズミ」となります。
本書では、まるで物語のタイトルにでもなりそうな、詩情溢れるこれらの言葉を題材として、第一線で活躍する、現代の人気作家、翻訳家たちによる、書き下ろしのショートストーリーとエッセイが、イラストと共演します。
それぞれの文章には、実在の文学作品など何かの本に繋がる糸が一本ずつ(ときに二本も)盛り込まれていて、その作品を読んだことのある人はいっそう深く物語を味わえる仕掛けとなっています。
本好きのための珠玉のアンソロジーを、お楽しみください。
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・お電話 03-3575-7755
・当日の座席は、先着順・自由席でお座りいただきます。
・参加券の配布はお一人様1枚までとさせていただきます。
・お客様都合でのキャンセルは承っておりません。
・参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承ください。
・定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。
・止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
1980年大阪府生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。現在は同志社大学文学部英文学科教授。訳書にデニス ジョンソン『煙の樹』、サルバドール プラセンシア『紙の民』、ハサン ブラーシム『死体展覧会』(いずれも白水社)、ダニエル・アラルコン『ロスト・シティ・レディオ』、セス フリード『大いなる不満』、アンソニー ドーア『すべての見えない光』、レベッカ・マカーイ『戦時の音楽』(いずれも新潮社)など。著書に『ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学』(中央公論新社)、編著書に『文芸翻訳入門 言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち』(フィルムアート社)がある。
1960年、新潟市生まれ。韓国語翻訳者・ライター。『カステラ』(パク ミンギュ、ヒョン ジェフンとの共訳、クレイン)で第一回日本翻訳大賞受賞。訳書に『こびと が打ち上げた小さなボール』(チョ セヒ、河出書房新社)、『ピンポン』(パク ミンギュ、白水社)、『誰でもない』(ファン ジョンウン、晶文社)、『フィフティ・ピープル』(チョン セラン、亜紀書房)、『82年生まれ、キム ジヨン』 (チョ ナムジュ、筑摩書房)など。韓国を楽しみ・味わい・語らう雑誌『中くらいの友だち』(韓くに手帖舎発行・皓星社発売)創刊メンバー。
オンラインショップでの受付は2019年5月30日(木)午前9時の受注分までとさせていただきます。
※配送の無い商品(*1)のオンラインショップでの受付は、クレジットカードでのみ承っております。
代金引換でのご注文はキャンセルとなりますのでご注意ください。
*1 参加券のみ及び店頭にてお渡しの商品は配送がございません。
- 日程 2019年5月31日(金)
- 時間 19:30~21:00
- 場所 BOOK EVENT SPACE
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 定員 50名
- 問い合わせ先 03-3575-7755