注目の装丁家、水戸部功氏と名久井直子氏の作品集『BOOKS 水戸部 功×名久井直子』が発売になりました。
書籍の軸となるのは紙。
これまで手掛けられたブックデザインの中から、お二方がそれぞれ30冊を自選し、 その紙と加工、造本にまつわる情報が紹介されています。

本のディテールや紙のテクスチャーまで美しく繊細に撮影された、 井上佐由紀氏の写真も見どころのひとつ。

『BOOKS 水戸部 功×名久井直子』の書籍設計は、もちろんお二方に依るもの。
１冊ずつを手に取って、ページを捲っているかの様な造本も 合わせてお楽しみください。

現在、竹尾見本帖では『BOOKS 水戸部 功×名久井直子』の展示が開催されています。(4月12日まで)
展示会場では、書籍の構成を標本の様にご覧頂く事が出来、 60タイトルの「標本」が並ぶ眺めは圧巻です。

代官山 蔦屋書店では、『BOOKS 水戸部 功×名久井直子』の中で紹介されている30冊の中から8タイトルを店頭にて展示販売致します。
店頭でご紹介する８タイトルの書籍には、 その書籍の仕様が印刷された栞が挟み込まれています。
削ぎ落したデザインの水戸部氏と、素材と加工を駆使する名久井氏が、 どの様な紙を選ばれたのか。
紙を入口に、お気に入りの1冊に巡り合ってみてはいかがでしょうか。

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BOOKS 水戸部 功×名久井直子 サイン入

【プロフィール】
水戸部 功 (みとべ・いさお)
1979年生まれ。2002年多摩美術大学卒業。在学中から装丁の仕事をはじめ、現在に至る。2011年第42回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。

名久井 直子 (なくい・なおこ)
1976年生まれ。1997年武蔵野美術大学卒業。広告代理店を経て、装丁の仕事をはじめ、現在に至る。2014年第45回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。